ラクダ
は『砂漠の舟』とも呼ばれ、アラブ世界では自動車が普及するまで、重要な移動手段であった。
ラクダ
を最初に家畜化したのは古代のアラム人ではないかと考えられている。アラム人はヒトコブ
ラクダ
を放牧する遊牧民、あるいは
ラクダ
を荷物運搬に使って隊商を組む通商民として歴史に登場した。
また、肉用、乳用として利用されるほか、皮をなめして用いたり、毛は織物、縄、絵筆などに利用される。特に寒冷な中央アジアのフタコブ
ラクダ
の毛は織物の素材として優秀である。かつては木材が貴重品である乾燥地帯では、
ラクダ
の糞が貴重な燃料でもあった。
アラブ首長国連邦などでは、ヒトコブ
ラクダ
のレースである競駝(けいだ)が盛んに行われている。競馬のように、オス、メス、年齢別でレースが行われる。レース距離は5-10kmと、競馬に比べると長距離である。